LegalAgentの法律プロンプト集をOSS公開しました
LegalAgentで実務に使っている法律プロンプト集をOSS公開しました。
契約書レビュー84本、訴状ドラフト17本、合計101本を収録しています。日本法を前提にしたプロンプト集で、日本語版・英語版の両方を用意しています。ライセンスはMIT Licenseです。
Claude Code / Codex のスキルとして使えます
このプロンプト集は、Markdownファイルとしてそのまま読むこともできますが、Claude Code / Codex のスキルとして使える形式にもしています。
使い方は、リポジトリ内の skills/ フォルダを一式コピーしておき、案件ごとに使いたいスキルを指定する形です。契約類型や依頼内容から、AIエージェントに適切なスキルを選ばせる使い方も想定しています。
たとえば、次のような使い方を想定しています。
- NDAを受領側でレビューしてほしい
- 業務委託契約を委託者側の立場で確認してほしい
- 貸金返還請求の訴状ドラフトを作ってほしい
- 日本語版ではなく英語版のプロンプトを参照してほしい
すべてのスキルを入れておけば、案件ごとに契約類型を探し直す負担を減らせます。LegalAgentでは、法律業務の中で繰り返し発生するレビュー観点やドラフト観点を、AIエージェントから再利用しやすい形にしていくことが重要だと考えています。
カスタマイズして育てる前提です
公開しているプロンプトは、幅広い案件で使いやすいように、あえて汎用的な内容にしています。実際の業務で使う場合には、自社・自事務所のひな形、社内ルール、リスク許容度、コメントの書き方に合わせてカスタマイズして使うことを想定しています。
また、OSSとして公開していますので、誤記、不正確な点、法改正への追随、実務上の改善提案、新しい契約類型・請求類型の追加要望などがあれば、IssueやPull Requestでお知らせいただけるとうれしいです。
LegalAgentだけで閉じたプロンプト集ではなく、企業法務や法律実務で実際に使いやすい形に、少しずつ育てていければと考えています。
ご利用時の注意点
このプロンプト集は、一般的な情報提供として公開しているものであり、法的助言そのものではありません。実際の案件で利用する場合には、弁護士等の専門家が内容を確認することを前提にしてください。
また、契約書、訴状案、相談内容その他の資料をAIサービスに入力する場合には、機密情報・個人情報・守秘義務との関係に注意が必要です。所属組織のルール、利用するAIサービスの規約、依頼者との守秘義務などを確認したうえで利用してください。
LegalAgentでは、AIエージェントを法律実務に本当に使える形にしていくため、今後も実務で使うプロンプトやワークフローを少しずつ公開・改善していきます。