事業再生・倒産・債権回収

事業再生・倒産・債権回収の法務支援

取引先の支払が止まった直後の初動と、破産・民事再生の手続が始まった後の対応とでは、確認すべき事実も選べる手段も異なります。

自社が債権者の立場であれば回収可能性と保全・執行の要否を、自社が資金繰りに窮する立場であれば私的整理と法的整理の選択を、局面に応じて整理します。

Problems

よくある課題

事業再生・倒産・債権回収のご相談でよく伺う、実際の業務場面です。

取引先の支払遅延が続き、他の債権者の動きも見え始めている

支払期日を過ぎても入金がなく、同業他社からも取引先の資金繰り悪化のうわさが聞こえてくる状況で、任意交渉を続けるか、内容証明や保全手続に進むかの判断がつかない。

放置した場合の影響対応を先送りするほど他の債権者の回収行動が先行し、任意の分割弁済すら難しくなる

取引先から破産手続開始決定の通知が届いたが、何から手を付けてよいか分からない

債権届出書の書式や提出期限、相殺できる債務の有無、継続中の契約を解除できるかどうかが同時に問題になり、社内の担当者だけでは整理しきれない。

放置した場合の影響債権届出の期限徒過による配当機会の喪失、相殺・契約解除の判断誤りによる不利益

自社の資金繰りが悪化し、金融機関への説明をどう進めるか決めかねている

複数の金融機関から借入があり、リスケジュールを申し出るタイミングや説明の順序を誤ると、一部の金融機関だけが態度を硬化させるおそれがある。

放置した場合の影響期限の利益喪失、新規融資の停止、資金繰りのさらなる悪化

売掛金の回収のため強制的な手段を検討しているが、証拠や手続の見通しが立たない

内容証明を送っても反応がなく、相手方が財産を処分する前に仮差押えをしたいが、疎明資料として何を揃えればよいか、担保金の負担がどの程度になるか判断できない。

放置した場合の影響保全の機会を逃した場合の回収不能リスク、手続選択の誤りによる時間と費用の浪費

Support Scope

支援範囲

自社が債権者となる場面と、自社が再建を検討する場面のそれぞれについて、何を確認し、どのような判断を行い、何を成果物として返すかを整理しています。

債権回収・交渉・保全

相手方の支払状況と自社の債権内容を確認し、任意交渉から保全・執行までの選択肢を整理します。

債権回収の初動整理と交渉方針

契約書、請求書、検収記録、支払履歴及び担保・保証の有無を確認し、任意交渉、内容証明送付又は法的手続への移行のいずれを先行させるかを整理します。

内容証明文案回収方針メモ交渉記録の整理表

仮差押え・仮処分等の保全手続

被保全債権の内容、保全対象財産の候補及び疎明資料を確認し、保全の要否、申立先及び担保金の見込みを整理します。

保全申立書案疎明資料一覧担保金見込みメモ

支払督促・訴訟・強制執行の選択

回収額、相手方の資産状況及び対応コストを踏まえ、支払督促、訴訟又は強制執行のいずれを選ぶべきかを整理します。

手続選択の比較メモ申立書・訴状案

取引先倒産対応

取引先が破産・民事再生等の手続に入った場合の、債権届出と契約関係の整理を支援します。

破産・民事再生開始後の債権届出

開始決定の通知内容、契約書及び未収債権を確認し、債権届出書の作成と提出期限の管理を行います。

債権届出書案提出期限管理表

相殺・契約解除・取引継続可否の検討

自社が負う債務との相殺可否、継続中の契約を解除できるか、取引を継続すべきかを、否認リスクも踏まえて整理します。

相殺可否の検討メモ契約解除・取引継続の判断整理表

自社の資金繰り・再建対応

自社の資金繰りが悪化した場合の、再建手段の選択と金融機関・主要債権者への対応を支援します。

私的整理・法的整理の選択整理

資金繰り表、借入契約及び主要債権者の状況を確認し、私的整理と法的整理それぞれの手続の特徴及び自社への影響を整理します。

再建手段の比較整理メモ想定スケジュール案

金融機関・主要債権者への説明資料整理

返済条件の変更やリスケジュールを相談するにあたり、金融機関及び主要債権者へ説明する資料の内容と順序を整理します。

金融機関向け説明資料案債権者対応方針メモ
Why LegalAgent

事業再生・倒産・債権回収を、速く、深く、事業に近く。

LegalAgentは、企業法務に特化したAI Native Law Firmです。企業法務に精通した弁護士と自社開発のAI Agentを一つの業務体制として組み合わせ、回答のスピード、費用の予見可能性、事業理解及び実務で使える成果物を同時に提供します。

01

AIを前提に設計した法律事務所

依頼受付、論点抽出、類似案件の参照、修正文案の作成、品質管理及びナレッジ共有まで、AIを業務の前提として組み込んでいます。AI Agentが作業を支援し、最終的な法的評価と交渉判断は弁護士が行います。

02

原則1営業日・固定価格

契約レビューや日常的な法務相談は、原則1営業日以内の回答を基本とします。案件単位の業務は支援範囲と金額を着手前に整理し、固定価格を基本とします。複雑な案件又は緊急案件は、内容に応じた日程と見積りを提示します。

03

事業を理解する外部法務機能

取引目的、商流、期限、リスク許容度及び社内承認基準を確認し、変更履歴付き修正案、相手方コメント、社内説明及び判断メモまで、事業部がそのまま使える形で提供します。

この分野で重視すること

事業再生・倒産・債権回収では、次の観点を重視して対応しています。

局面に応じた選択肢の切替え

取引先の信用不安の兆候が見えた段階、破産・民事再生の手続が始まった段階、自社の資金繰りが悪化した段階では、取れる手段も優先順位も異なります。相談を受けた時点がどの局面かを確認したうえで、そこから選べる選択肢を整理します。

債権者側と債務者側で視点を切り替える

同じ取引先の倒産でも、自社が債権者として回収を検討する場合と、自社が債務者として再建を検討する場合とでは、確認すべき資料も判断基準も異なります。案件ごとにどちらの立場からの相談かを明確にしたうえで対応します。

回収可能性と対応コストの見合いを示す

法的手続を選んでも回収できるとは限りません。相手方の資産状況、担保・保証の有無及び手続にかかる時間と費用を確認し、どこまでの手段を取る価値があるかを整理してお伝えします。

他の専門家との連携を前提とした整理

税務・会計上の処理や再建計画の策定が関わる局面では、税理士、公認会計士等の専門家と連携しながら、法務面の論点を整理します。

Process

ご相談の進め方

自社が債権者となる場面と、自社が再建を検討する場面のいずれについても、次の流れで状況を確認しながら進めます。

状況と局面の確認

お預かりする情報

契約書、請求書・支払履歴、取引先からの通知書類(破産開始決定通知等があれば)、自社の資金繰り状況が分かる資料

LegalAgentの対応

相談時点が信用不安の兆候段階か、取引先の倒産手続開始後か、自社の再建検討段階かを確認し、選べる対応の範囲を整理する

お返しするもの

現状整理と対応方針の選択肢

債権・担保・契約関係の確認

お預かりする情報

担保・保証契約、相殺可能な債権債務が分かる資料、継続中の契約書

LegalAgentの対応

回収可能性、相殺の可否、契約解除・取引継続の可否及び保全手続の要否を確認する

お返しするもの

回収・保全方針又は取引先対応方針の整理メモ

交渉・手続の実行

お預かりする情報

交渉における自社の優先順位、社内の意思決定ルート

LegalAgentの対応

内容証明の送付、交渉、保全申立て、債権届出又は金融機関向け説明資料の作成など、選択した対応を進める

お返しするもの

内容証明文案、保全申立書案、債権届出書案又は金融機関向け説明資料案

進行状況を踏まえた見直し

お預かりする情報

相手方からの回答、手続の進行状況

LegalAgentの対応

交渉・手続の進行を踏まえ、訴訟・強制執行への移行や再建手段の見直しの要否を確認する

お返しするもの

対応方針の更新メモ

Practical Guides

事業再生・倒産・債権回収の実務ガイド

FAQ

よくあるご質問

取引先が倒産する前の、支払遅延の段階でも相談できますか?

相談できます。支払遅延や信用不安の兆候が見えた段階から、交渉、内容証明及び保全手続の要否について整理します。相手方が通常どおり事業を継続している通常の商事紛争については、訴訟・紛争解決のページもご覧ください。

取引先について破産手続開始の通知が届いたばかりでも相談できますか?

相談できます。通知の内容、契約書及び未収債権を確認し、債権届出の要否と提出期限、相殺や契約解除の可否を整理します。

自社の資金繰りが悪化している場合の相談も、同じ流れで進みますか?

確認する資料と検討する選択肢が異なります。自社が債務者側の立場となる場合は、資金繰り状況、借入契約及び主要債権者の状況を確認したうえで、私的整理と法的整理の選択肢を整理します。

資料が十分に揃っていない段階でも相談できますか?

契約書や請求書の一部しか手元にない段階でも相談を開始できます。ご提供いただける資料の範囲に応じて、確認できる事項と追加で必要になる資料を整理します。

少額の債権回収でも相談できますか?

相談できます。ただし、回収額に対して手続費用や時間的コストが見合うかどうかも踏まえて、現実的な選択肢をお示しします。

緊急に保全手続を進めたい場合にも対応できますか?

相手方の財産処分が懸念される場合など、急ぎで保全手続の検討が必要な案件にも対応します。ただし、疎明資料の準備状況により、申立てまでに要する時間は変動します。

人員整理を伴う再建を検討していますが、労務対応も依頼できますか?

再建局面における人員整理等の労務対応は、労務管理・人事労務のページで詳しくご案内しています。本ページでは、再建手段の選択及び債権者・金融機関対応を中心に整理します。

取引先の倒産に伴い、事業譲渡による事業承継を検討する場合も相談できますか?

再建局面における法的整理・私的整理の選択及び債権者対応についてはご相談いただけます。事業譲渡等のM&A取引そのものの実行については、M&A支援のページもあわせてご確認ください。

Contact

事業再生・倒産・債権回収のご相談

取引先の支払状況が分かる資料や、自社の資金繰りに関する資料など、現時点でお手元にあるものをお知らせください。手続の緊急度に応じて対応の順序をご相談します。

  • 契約書、請求書及び支払履歴
  • 取引先からの通知書類(破産開始決定通知等があれば)
  • 担保・保証契約の有無が分かる資料
  • 自社の資金繰り状況が分かる資料(自社が債務者側の場合)
  • 希望する対応の緊急度