セキュリティ関連

セキュリティ関連法務|取引先条項・委託先管理・インシデント対応

取引先から届いたセキュリティチェックシートや契約条項の追加要求を、安全管理措置、監査権、報告義務、責任分担という契約の言葉に翻訳して整理します。

委託先・再委託先の管理体制、クラウド利用時の責任分担、インシデント発生時の通知義務や社内外への説明まで、契約と規程の両面から確認します。

Problems

よくある課題

セキュリティ関連のご相談でよく伺う、実際の業務場面です。

セキュリティチェックシートの回答が、契約条項や実際の運用と整合していない

取引先から送られてきたチェックシートの項目に沿って情報システム部門が回答したものの、契約書上の安全管理措置や監査権の条項とは別々に管理されており、内容の整合性を確認できていない。

放置した場合の影響契約更新時や監査時に回答内容と契約条項の齟齬を指摘される、次回以降のチェックシート回答の信頼性が下がる

委託先・再委託先が増える一方、契約ごとの責任分担の書きぶりがばらついている

クラウド事業者、外部委託先、再委託先が増え、契約書ごとに通知義務、監査権、損害賠償の範囲が異なる書き方になっているが、全体を横断して確認できていない。

放置した場合の影響インシデント発生時にどの契約のどの条項が適用されるかを即座に判断できず、初動対応が遅れる

インシデント発生時の通知義務と社内外への説明の優先順位が整理されていない

委託先又は自社で不正アクセスやシステム障害が発生した際、まず何を確認し、誰に通知し、顧客へどう説明するかの順序が契約条項と結び付いていない。

放置した場合の影響契約上の通知期限の徒過、顧客説明内容のばらつき、委託先との責任分担をめぐる調整の遅れ

社内の情報管理規程が、取引先から求められるセキュリティ水準に追いついていない

情報管理規程が整備されたまま更新されておらず、大手取引先から求められる安全管理措置やアクセス管理の水準と一致しているかを確認できていない。

放置した場合の影響新規契約締結や既存契約の更新時に、規程と実態のどちらを優先して説明すべきか判断できない

Support Scope

支援範囲

取引先とのセキュリティ条項、委託先管理、インシデント対応、社内規程の整合という4つの局面ごとに、確認内容と成果物を整理しています。

取引先とのセキュリティ条項確認・修正

取引先から提示された契約条項及びセキュリティチェックシートについて、条項と運用実態の両面から確認します。

セキュリティ関連条項のレビュー

安全管理措置、監査権、報告義務、損害賠償・責任分担の条項を確認し、自社の運用実態で引き受けられる内容かを判断します。

条項ごとの論点一覧修正案重要度別コメント

セキュリティチェックシートへの回答方針整理

取引先から提示されたチェックシートの各項目と、自社の運用実態・契約条項を照合し、契約として引き受けられる回答と運用改善が必要な回答を切り分けます。

回答方針メモ運用改善が必要な項目リスト

委託先・再委託先管理の契約面

委託先・クラウド事業者との契約条項を確認し、委託先管理の体制を契約条項と対応させて整理します。

委託契約・クラウド利用契約のセキュリティ条項確認

委託先・クラウド事業者との契約について、安全管理措置、再委託の可否、監査権、SLA、免責範囲を確認します。

条項確認結果追加条項案

委託先管理体制の整理

委託先・再委託先の選定基準、定期確認事項、契約更新時の確認ポイントを、契約条項と対応させて整理します。

委託先管理チェック項目契約更新時の確認リスト

インシデント発生時の契約対応

不正アクセス、情報漏えい、システム障害等が発生した際の契約上の整理と説明資料を作成します。

契約上の通知義務・責任範囲の整理

発生した事象に関連する契約条項に基づき、通知先、通知期限及び責任分担を整理します。

通知義務一覧責任分担の整理メモ

顧客・取引先への説明資料の整理

契約上の説明義務と事実関係を踏まえ、顧客・取引先へ伝える内容の骨子を整理します。

説明資料の骨子想定質問への回答方針

社内規程とセキュリティ水準の整合

情報管理規程等の内容を、取引先から求められるセキュリティ水準と照合します。

情報管理規程と取引先要求水準の差分確認

情報管理規程、アクセス管理規程等の内容と、取引先から求められるセキュリティ水準・契約条項を照合し、改定が必要な箇所を整理します。

差分整理表規程改定の論点一覧
Why LegalAgent

セキュリティ関連を、速く、深く、事業に近く。

LegalAgentは、企業法務に特化したAI Native Law Firmです。企業法務に精通した弁護士と自社開発のAI Agentを一つの業務体制として組み合わせ、回答のスピード、費用の予見可能性、事業理解及び実務で使える成果物を同時に提供します。

01

AIを前提に設計した法律事務所

依頼受付、論点抽出、類似案件の参照、修正文案の作成、品質管理及びナレッジ共有まで、AIを業務の前提として組み込んでいます。AI Agentが作業を支援し、最終的な法的評価と交渉判断は弁護士が行います。

02

原則1営業日・固定価格

契約レビューや日常的な法務相談は、原則1営業日以内の回答を基本とします。案件単位の業務は支援範囲と金額を着手前に整理し、固定価格を基本とします。複雑な案件又は緊急案件は、内容に応じた日程と見積りを提示します。

03

事業を理解する外部法務機能

取引目的、商流、期限、リスク許容度及び社内承認基準を確認し、変更履歴付き修正案、相手方コメント、社内説明及び判断メモまで、事業部がそのまま使える形で提供します。

この分野で重視すること

セキュリティ関連業務では、次の観点を重視して対応しています。

契約条項と運用実態の突き合わせを優先する

セキュリティ関連の条項は、文言だけを整えても運用実態と食い違えば意味を持ちません。安全管理措置や監査権の条項を確認する際は、実際に誰が何を管理しているかを併せて確認します。

委託先・再委託先を含めた責任の連鎖を確認する

委託先がさらに別の事業者へ再委託している場合、通知義務や責任分担が契約ごとに途切れていないかを確認し、インシデント発生時にどこまで遡って対応できるかを整理します。

技術的な評価と法務の整理を切り分ける

脆弱性診断やセキュリティ対策の要否そのものは法律事務所の業務範囲ではないと考えています。技術的な確認の結果を、契約条項や社内規程へどう反映するかを整理する役割を担います。

初動対応と個人情報保護法対応の役割分担を明確にする

不正アクセス等が発生した場合、契約上の通知義務・責任整理と、個人情報保護法上の報告対応は異なる整理が必要です。全社的な調査や対外公表が必要な事案かどうかも早期に切り分けます。

Process

ご相談の進め方

現状の契約・規程・運用の確認から、条項の修正、説明資料の作成、インシデント対応までを、状況に応じた順序で進めます。

現状の契約・規程・運用の確認

お預かりする情報

取引先から届いたセキュリティチェックシート又は契約条項案、現行の情報管理規程、委託先一覧(分かる範囲で)

LegalAgentの対応

契約条項、社内規程及び実際の運用実態を照合し、整合していない箇所を確認する

お返しするもの

現状整理メモと確認事項リスト

条項・回答方針の整理

お預かりする情報

運用実態に関する追加情報、委託先との既存契約書(あれば)

LegalAgentの対応

安全管理措置、監査権、報告義務、責任分担の各条項について、修正が必要な点とチェックシートへの回答方針を整理する

お返しするもの

条項ごとの論点一覧、チェックシート回答方針

修正案・説明資料の作成

お預かりする情報

社内で優先したい条件、取引先との関係性・交渉余地の確認

LegalAgentの対応

契約条項の修正案、委託先への確認事項及び社内向け説明資料を作成する

お返しするもの

修正案、確認事項リスト、社内向け説明資料

インシデント発生時の対応整理

お預かりする情報

発生した事実関係、関連する契約書、これまでの対応状況

LegalAgentの対応

契約上の通知義務・責任範囲を確認し、顧客・取引先への説明内容と社内対応の優先順位を整理する

お返しするもの

対応方針メモ、説明資料の骨子

Practical Guides

セキュリティ法務の実務ガイド

FAQ

よくあるご質問

セキュリティチェックシートへの回答方針の整理だけを依頼できますか?

チェックシートへの回答方針の整理のみのご依頼にも対応します。契約条項の修正まで必要かどうかは、内容を伺ったうえでご提案します。

委託先で発生したインシデントでも相談できますか?

委託先で発生したインシデントについても、委託契約上の通知義務や責任分担の整理、顧客への説明内容の整理までご相談いただけます。

技術的なセキュリティ診断や対策の実施も依頼できますか?

技術的な脆弱性診断やセキュリティ対策の実施そのものは、法律事務所の業務範囲外です。確認結果を契約条項や社内規程へどう反映するかについてご相談いただけます。

情報漏えいが発生した場合、こちらと危機管理のご相談はどう違いますか?

本ページは、契約上の通知義務や責任分担の整理など、セキュリティに関する法務面を中心に対応します。全社的な事実調査、対外公表及び再発防止策の策定まで必要な場合は、危機管理・不祥事対応のページもあわせてご確認ください。

個人情報の漏えい報告への対応も、こちらで依頼できますか?

個人情報保護法に基づく漏えい報告等の対応は、個人情報保護・データ保護のページで対応します。本ページでは、契約条項や委託先管理などセキュリティに関する法務面を中心にご相談いただけます。

規程類や運用資料が手元に揃っていない状態でも相談できますか?

契約書やチェックシートのみでもご相談を開始できます。運用実態が分かる情報は、後から補っていただく形でも対応します。

スポットの契約確認と、継続的なセキュリティ関連の相談はどちらも依頼できますか?

個別の契約書・チェックシートのご相談から、委託先管理や社内規程の見直しを継続的にご相談いただく形まで対応します。

Contact

セキュリティ関連のご相談

セキュリティチェックシート、契約条項案、委託先一覧など、現時点で分かっている資料をお送りください。整理途中の状態でもご相談を開始できます。

  • 取引先から届いたセキュリティチェックシート又は契約条項案
  • 現行の情報管理規程・アクセス管理規程
  • 委託先・再委託先の一覧(分かる範囲で)
  • インシデントが発生している場合はこれまでに把握している事実関係
  • 相談したい期限・緊急度